日本酒会 第3弾@はしば 開催報告
イベント(築地ツアー&はしば酒会&料理教室)

4月21日(金)
こんにちは!
すっかり遅くなりました。
先日開催した<はしば お酒会>について、ご報告します



<はしば>がいつもお世話になっている老舗酒販店<勝鬨酒販>さん。
今回も、利き酒師の堀口さん、平田さんに全面的にご協力いただき、
はしばの料理、それぞれに合うお酒をセレクト

趣向を凝らした演出に、みなさん、大感激

料理とお酒を、じっくり、存分にご堪能いただきました

19:00~ スタートです

料理とお酒は、こんな感じでした



自家製わぱん~ふき味噌棒
春の味覚「ふきのとう」でつくった自家製ふき味噌には、
京都の八丁味噌と秋田の赤味噌を使用。
ライ麦粉を配合した生地に巻きこみました。有機白胡麻もトッピング。
ほろ苦くって、香ばしい。お酒によく合います

さて、合わせるお酒は・・・
米焼酎<松露 米製古酒35度>
ソーダ割 (前割り焼酎 5.5:水4.5)
利き酒師のこだわり

一杯目
米由来の熟成焼酎。ポン菓子のような香ばしい甘さの古酒は、
前割りでスッキリ、ソーダでさわやかに・・・。
前割り燗を予定していましたが、当日は気候も暖かかだったため、
急きょ、ソーダ割りに変更しました。
前割りの対応力、素晴らしい~





ホタルイカ&菜の花の辛子醤油あえ
ホタルイカの肝と、菜の花のほろ苦さ、醤油の辛味が絶妙

「早くお酒を~!」と、お客様の声が・・・

のれそれ だし醤油、生姜と一緒に
透明な裸体が美しいアナゴの稚魚。
「食べるのが可哀そう~

ツルッと、みなさん、楽しそうに召し上がっていました。
今だけの、珍味です

青柳、葱、若布のぬた(酢味噌あえ)
淡いオレンジとグリーンのコントラストが初夏を感じさせる、
さわやかな一品

ほどよくやわらかな青柳、瑞々しい葱と若布に、
酢味噌の甘さ・塩気・酸味がよく合います。
さて、合わせるお酒は・・・
<いづみ橋 純米 海老名耕地>
利き酒師のこだわり

酒肴3種を、同じ銘柄、それぞれ温度帯を変えてご提供
二杯目
ぬる燗で
ホタルイカのコクと、菜の花の苦味を、ぬる燗でやさしく包みます

三杯目
冷酒で
のれそれの、ツルッとしたきれいな味わいには、
すっきりと冷酒が似合います

四杯目
熱燗で
青柳、葱、若布の酢味噌の甘じょっぱさには、
高めの燗で、キリッと

同じお酒でも、温度帯が変わると、まるで違ったお酒のよう。
なかには、「同じお酒よね・・・」と鋭い方も・・

さすが、酒好きさん



お造り二種 サヨリ&ほうぼう
銀皮の美しい白身・サヨリは、うま味たっぷり。昆布を添えて。
ねっとり、しっとり食感のほうぼう、こちらもうま味あり!

さて、合わせるお酒は・・・
<常山 純米大吟醸 直汲み生>
利き酒師のこだわり

五杯目
マスカット様の香りと、スッキリとフルーティーな味わいの大吟醸を

すだちとすき昆布の酸、少し甘めの醤油に、さわやかに寄り添います

サヨリのシャープさ、ほうぼうのねっとり感、どちらのも◎




真鯛の白子ソテー
塩・コショウを効かせ、外はパリっ、中はふんわりクリーミーに仕上げました

「う~~



さて、合わせるお酒は・・・
神亀 純米 甘口 ぬる燗
利き酒師のこだわり

六杯目
純米の甘口を、高めの燗→氷水で急冷後、
ゆっくりとぬる燗まであげ、白子の温度に合わせてご提供

温度帯を変えることで引き出された純米酒の丸みのある甘さが、
白子ソテーの、スパイシー&クリーミーな味わいを包みこみます



赤豚の角煮と野菜の炊き合せ
スペイン産の赤豚は少し甘め。
パールオニオンのほろほろ食感、新人参の自然な甘味。
旬のグリンピースは歯ごたえとコクが印象的。
最後に回しかけるだしには、パールオニオンのやさしい甘さがたっぷり

和辛子を添えて。

さて、合わせるお酒は・・・
芋焼酎 大和桜25度
前割燗で
利き酒師のこだわり

七杯目
大和桜の懐の深いやさしい甘さと、キレのある前割燗が、
食感も温度帯も異なる炊き合せ、だしの甘さ、辛子のピリッと感・・
すべてをグッと受け止め、ふんわりまとめあげます



めで鯛丼 桜の葉&自家製胡麻だれ
メインの食事には、はしば春の定番「鯛丼」の登場。
自家製の胡麻だれであえ、酢飯の上には、桜葉の塩漬けも。
まろやかな味わい、桜葉の塩味、山葵のキレが、絶妙

半分くらい食べたら、だしをかけて、鯛茶漬けに。
みなさん、満面の笑み

「もっと食べたい



さて、合わせるお酒は・・・
<日下無双 生もと純米 25BY> 冷酒
利き酒師のこだわり

八杯目
胡麻だれのまろやかさ、酢飯の酸、桜葉の塩味を、
冷酒のほどよい甘さと酸で、まるっとすっきりまとます


九杯目
鯛茶には、同じ日下無双を、お茶漬けの温度に合わせてご提供。
高めの燗で、さらに円みの出た甘さと酸で、
お茶漬けのしっかりした酸味に寄り添います




春のよもぎあんぱん
本日のデザートとして。
北海道産の小豆ときび糖を使った自家製つぶあんを、
よもぎ生地にたっぷりと。春らしく、桜の花を飾ってみました

さて、合わせるお酒は・・・
<黒糖焼酎 龍宮 まーらん舟 41度>
前割(焼酎1:水3)
利き酒師のこだわり

最後の一杯は、さらに趣向を凝らして・・・

十杯目
まーらん舟の原料である徳南製糖の黒糖を凍らせた黒糖氷に、
冷やした前割を注ぎます。
甘味とキレのよい「まーらん舟」・・・
あんこの上品な甘さの余韻を、最初はすっきり感じさせますが、
食べ終わるころには、黒糖氷が溶けて、
ミネラルたっぷり豊かな甘味がじんわり~

以上、わぱんで始まるはしばのコース、
それぞれに合うよう厳選した7種類の日本酒と焼酎を、
これまで以上に、アイデア満載のご提供方法でお召し上がりいただきました

初めてご参加のお客様ばかり。
おひとりでご参加の女性も、男性も・・・。
ポルトガル出身の方も・・・

みなさん、すぐに打ち解けあい、
会話も弾み、料理もお酒も、進みました。
とにかく、楽しいひととき。
本当に、ありがとうございました

ご参加いただいたみなさまに、感謝です

そして、利き酒師 堀口さん、、平田さんにも、
心から、感謝です

これからも、頑張り場りましょ

次回を、どうぞお楽しみに
すっかり長くなりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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